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vol.1 定期健康診査の季節 結果を活用するポイント

2022.09.30

みなさんこんにちは。(株)ウェルクル湘南ヘルスケア研究所の保健師山本です。
定期健康診査(以下、健診)が始まる時期になりましたね。当社でも、8月に大阪の本社から始まり、札幌支店・東京支店・福岡支店・松山オフィスと、続いて実施をしています。仕事の中で健診の結果に触れる機会は多いですが、業務ではなく自分の健診となると、また違った気持ちになります。
特定健康診査は、生活習慣病予防のために、対象者(40~74歳)の方にメタボリックシンドロームに着目した健診です。39歳までの人は労働安全衛生法に基づく定期健康診査で、40歳以上の人は高齢者の医療を確保する法律に基づく特定健康診査を兼ねます。
「労働者の健康状態を把握し、労働時間の短縮、作業転換などの事後措置を行い、脳 ・心臓疾患の発症の防止、生活習慣病等の増悪防止を図ること」などを目的としています。再検査や治療が必要な場合は医療機関を受診するなど、健診は受けた後の行動が大切です。
では、健診の結果が届いたら、どんなところに注目したらよいのでしょうか。

健診結果を見るポイント

その1:検査項目の数値と判定をチェック
基準値を超える項目や医師の判定を細かく確認しましょう。要再検査や要精密検査の項目は、必ず医療機関に受診しましょう。何科に受診したらよいのかわからない・・・という方は、かかりつけ医を受診し、相談してください。

その2:過去の健診結果と比較
基準値の範囲内なら良いとは限りません。病気の発症予防の視点を持ち、昨年までの健診結果と比較してみましょう。数値が前回より悪くなっている時は、この1年の食生活や運動習慣を振り返ってみましょう。
加入している健康保険組合から特定保健指導の案内が来た場合は、積極的に受けることをお勧めします。専門的な知識を持った保健師や管理栄養士に直接相談をすることで、検査数値の改善が期待できます。健康管理室など社内で健康相談ができる場合は、直接相談するのも良いでしょう。
最近は健康管理のアプリも充実しているので、セルフモニタリングをしながら健康管理に取り組むのもお勧めです。

その3:積極的な健康づくりに向けコミットメント
健診は受けたらおしまいではありません。受けた後が重要です。
生活習慣は日々の積み重ねです。人生100年時代、人によって加齢に伴う変化はさまざまです。健康的な生活を今後も送るために、無理のない食生活の改善や運動を試して、継続していきましょう。

                                                             text/保健師 山本浩子

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