朝ごはんでパワーチャージ

朝ごはん無しは、やる気なし！？

今から〇年前、ウェルクルの某部長が新社会人になったばかりの頃の話です。
当時、会社の上司から「朝食を必ず食べるように」と指導を受けていました。
その頃の合言葉が「朝ごはん無しは、やる気無し！」だったそうです。

朝ごはんを毎日食べると、いいことがある？

朝ごはんを食べなくても、後で食べれば問題ないと考えるあなた。
理屈だけで考えれば、それも一理あります。
しかし、朝食を食べる人と食べない人の統計的な差異を明らかにするためには、朝食以外の条件を同じにしなければ正確な比較はできません。
それでも、朝食を食べる人と食べない人には、そもそもさまざまな違いがあるのではないでしょうか？
複数の調査研究によると、朝食を食べる人は、食べない人に比べて豆類や魚介類など、さまざまな食品を摂取しているという結果が出ています。

朝ごはんを食べるメリット①　不眠傾向が少ない

「早寝早起き朝ごはん」国民運動は、文部科学省と平成18年4月に発足した全国協議会が連携して推進しています。
富山県で13年にわたって行われた追跡調査によると、朝食を欠食する子どもは、起床時間や就寝時間が遅く、睡眠時間が短く、夜食の頻度が高いことがわかりました。
成人を対象とした研究でも同様の結果が出ており、これは年齢に関わらない傾向のようです。　　　　　　　　　　　　

朝ごはんを食べるメリット②　こころの健康が保てる

朝ごはんを毎日食べる人は、そうでない人に比べてストレスを感じにくい傾向があり、「イライラする」といった訴えも少ないという報告があります。

朝ごはんを食べるメリット③　パフォーマンスが向上する

朝ごはんを毎日食べる人は、高い学力や体力という研究結果もあります。
これは、学習時間の長さや体力測定の結果が良好であり、パフォーマンスに関連していると考えられます。

朝ごはんを食べるのは難しいと感じる方へ

朝ごはんの重要性は理解しているけれど、「それでも朝は1分でも長く寝ていたい」というあなたへ。
そんな時にはコンビニの食事がおすすめです。
コンビニでは栄養表示を見て、朝食でたんぱく質を20g目安に選べば、栄養バランスもバッチリです。
コストを抑えたい方には、レンチンスープを添えるのも良いでしょう。
たとえ一品でも何かをお腹に入れることで、身体は変わります。

【具だくさんスープ例】　蓋つきシリコン鍋に具材を入れ、600ワットで約4～6分加熱
・中華スープ：冷凍餃子、野菜ミックス（キャベツ・人参・もやしなど）、中華スープの素と水
・ポトフ風スープ：ウインナー、キャベツ、固形スープの素と水
朝ごはんでやる気をチャージして、良い一日をスタートしましょう！

参考：農林水産省、食育の推進に役立つエビデンス（根拠）(2)朝食を毎日食べるとどんないいことがあるの？
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/evidence/togo/html/part4-2.html